与那国そして世界へ

朝日新聞社が教育特集として、下記の書物を学校からの申し込ががあれば無料で配布するそうです。

”知る原爆”、”知る沖縄戦”　の２冊です。取り寄せられて教材に活用されるといいと思います。

校名、所在地、電話番号、担当者名、必要部数を記入してファックスかメールで申し込みくださいとのことです。

ファックス：０６－６２２１－５６３４、Mail:1426@asc-g.co.jp

問い合わせお日新聞コミニューケーションセンター電話：　０６－６２２２－２０００．

原則として学校単位だそうですが、個人でも受けるということです。受付は８月末まで。


早いものです。昨年６月２３日の慰霊の日に与那国町、九部良小学一年生の安里有生君のへいわの詩が全国放送で放映されて
もう一年が過ぎ去ろうとしております。明日は戦後６９回目の慰霊祭が沖縄では行われます。

大人のどの議論、ことばより、無垢な心の持主の子供の詩がなぜ、こうも人々の心を動かすのでしょうか！


タイトル：へいわってすてきだね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九部良小学校一年　安里有生


へいわってなにかな。

ぼくは、かんがえたよ。

おともだちとなかよし。

かぞくが、げんき。

えがおであそぶ。

ねこがわらう。

おはかがいっぱい。

やぎがのんびりあるいている。

けんかしてもすぐなかなおり。

ちょうめいそうがたくさんはえ、

よなぐにうまが、、ヒヒーンとなく。

みなとには、フェリーがとまっていて、

うみには、かめやかじきがおよいでいる。

やさしいこころがにじになる。

へいわっていいね。へいわってうれしいね。

みんなのこころから、

へいわがうまれるんだね。


せんそうは、おそろしい。

「ドドーン、ドカーン。」

ばくだんがおちてくるこわいおと。

おなかがすいて、くるしむこども。

かぞくがしんでしまってなくひとたち。


ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかっつたよ。

このへいわが、ずっとつづいてほしい。

みんなのえがおが、ずーとつづいてほしい。


へいわなかぞく、

へいわながっこう、

へいわなよなぐにじま、

へいわなおきなわ、

へいわなせかい、

へいわってすてきだね。


これからも、ずーとへいわがつづくように

ぼくも、ぼくのできることからがんぱるよ。


おみなとには、フェリーがとまっていて、